病院以外に転職して看護師を続けることについて

病院以外に転職して看護師を続ける道もありますが・・・

 看護師の働く場は、病院だけではありません。病院勤務が嫌になった時辞めるのは簡単なことですが、その後の看護師人生をよく考えてみましょう。

 

【病院勤務を辞めた後どうするか】
 看護師の働く場はさまざま。病院勤務が嫌になって辞めたとしても、施設やクリニックでの求人はたくさんあります。ですが、家庭の事情や身体的事情、年を重ねてペースダウンしたいというのでない限り、若いうちから病院以外の場で働くのは、慎重に検討しましょう。
 20代・30代で辛いと思うことを、50代・60代でできるでしょうか。経験が活きてくることもありますが、今病院が辛いと言って逃げたら、年を重ねてから戻ることは難しいでしょう。
 一般的に、大学病院や総合病院で新しい取組を始め、一般病院に5〜10年後に取り入れ、クリニックまで浸透するのは最後ですね。ですが、病院勤務を辞めたところで、いずれにせよ後からついてくるものなのです。

 

【病院勤務が嫌になったら】
 病院勤務が嫌になった時、少し気持ちを入れ替えたり環境を変えてみましょう。看護師としての仕事が嫌になったのではないなら、これらで何とかなることもあります。安易に自分の働く場を狭めたり、せっかくのキャリアを崩すことは食い止めたいものです。

 

・各種院外セミナーに出席する
・異動して、新しい職場で再スタートを切る
・認定看護師や専門に特化した勉強をしてみる
・プライベートで新しいことを始める

 

 これらのような、ポジティブな姿勢で乗り切れることが望ましいですね。けれども、体が辛い、家庭の事情というのであればクリニックや施設に転職したり、パート勤務にしてペースダウンするという手もあります。離職してしまうより、余程良いですね。ですが、これらは最終手段にとっておくべきでしょう。

 

 これからの時代は年金の受給開始が遅くなりますから、60歳を過ぎても働くことが当たり前になるでしょう。その時に、自分は何ができるでしょうか。若いうちから辛いことやハードな職場から逃げてきたら、体が衰えて新しいことを覚えるのが難しい年齢になった時にどうなるでしょうか。
 看護師は常に売り手市場ですから、若いうちは楽な職場を探して転職してつなぐことも可能。けれど、逃げの姿勢で転職を繰り返すのではなく、60代になった時にどんな看護師でいたいかまで考えて、自分のキャリア形成をしたいものですね。決して逃げ癖をつけてはいけません。